新しい暮らし 〜 ジュネーヴ案内編




そろそろジュネーヴに移住して1ヶ月になります。




スイス・ジュネーヴは人口約18万5000人のうち45%が外国人という国際都市。国際連合欧州本部をはじめとして国連機関が多数置かれており、日本にいてもたびたびニュースで耳にする都市名ではないでしょうか。4つある公用語(ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語)のうちだいたいフランス語が話されます。…ということになっていますが、大半の人が2カ国語、3カ国語を自由に操る(さらに英語を話せる人も少なくない)恐ろしい街です。ちなみに各国語での名称は以下の通り(ウィキペディアより);



 ドイツ語: Genf(ゲンフ)
 フランス語: Genève(ジュネーヴ)
 イタリア語: Ginevra(ジネヴラ)
 ロマンシュ語: Genevra(ジェネヴラ)
 英語: Geneva(ジュニーヴァ)
 スペイン語: Ginebra(ヒネブラ)
 日本語では「ジュネーブ」又は「ジュネーヴ」と表記される。また、漢字では「寿府」(旧字体では「壽府」)と表記される。

『寿府』ですか…。


去年1年間も月2〜3ペースで来てましたが、毎回とんぼ返りの通学でゆっくり街を歩いたことなんて数えるほど。
まずそんな状況でも比較的馴染みのある場所。音楽院、オペラ座などが集まっている広場 Place Neuve。劇場の向かいにParc des Bastions というひっろーーい公園があり、春先は芝生でお昼ごはん食べたりしてました。入口付近にはいつも巨大チェスに興じる人だかり。これ、初めただのオブジェだと思ってたんですけども、実用でした。

次にやっぱり湖。レマン湖。そこに Jet d'Eau なる大噴水があります。140mの高さまで噴き上がります。夜はイルミネーションがつきます。気温が氷点下になると止められます。強風の日も止められます。わーすごいねーとか言いながら近づくとかなり濡れます。

旧市街の中心にサン=ピエール大聖堂。宗教改革のカルヴァンが座っていたという椅子が展示されてます。展示っていうとガラスケースにでも入っていそうだけど、大事なものなのにそのへんにフツーに置いてあって『カルヴァンの椅子(座らないでください)』と注意書きがあるだけ。塔へのアクセスも可能で(有料)、勇気を出して恐ろしく急な階段をのぼっていくとジュネーヴの街が一望できました。鐘もすぐ傍に見えるし、体力脚力に問題ない人にはオススメです。



その他にも国際連合欧州本部の一般の見学コース、国際赤十字博物館、ルソーの生家、花時計、イギリス公園などなどいろいろ見所はあるのですが、また後日。

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