クリスマスマーケット



スイスのヴァレー州(Valais)のとある村で、火曜の朝にマイナス27度が記録されたそうです。
あのー…いくらなんでも寒すぎやしませんか?
ジュネーヴはこのところ毎日のように最高気温が0度。降っても晴れても0度。で、最低マイナス5くらいまで下がります。ヴァレーの話の後だとたいしたことないような錯覚に陥りますが、それは錯覚です。マイナス5度で充分寒いです。

ジュネーヴのお隣(と言ってもバスやトラムですぐ)にカルージュという街があります。ここは昔から職人が多く住んでいる地区で、小さいけれどおしゃれなブティックや工芸品を扱うお店がたくさん。そこで12月の週末はクリスマスマーケット(NOEL A CAROUGE)が開かれていることを知って、以前からゆっくり街歩きをしたいと思っていたこともあり、日曜の午後に出かけてきました。

少し離れた停留所でバスを降りると、さっそく目についたのはモミの木。ひたすらモミの木。大量のモミの木。
…一瞬これがクリスマスマーケットなのかと疑いましたが、疑いはすぐに晴れました。通りを一本渡ったところにツリーの飾りやろうそく、工芸品などを売るテントが。しかし、ここでデジカメのバッテリーが切れ(寒いところでは機嫌が悪く、すぐに充電ランプが点灯する)モミの木しか撮れなかったので、残り2枚はジュネーヴ旧市街のもっと小規模なマーケットの(←こちらは常設市場にちょっとクリスマスムードを追加って程度なので、関係ないものがたくさん売られている)ものです。うー、残念。。

えーと、気を取り直して。カルージュのマーケットでは思わず足を止めたくなるようなものがいっぱい。クリスマス用オブジェだけでなく、プレゼントに良さそうな手作りアクセサリー、木製ポストカード、腕時計の部品を貼り合わせて作った絵、陶器などなど…。寒かったけど、途中でVin chaud(スパイスのきいたホットワイン)を飲んであたたまって、竹馬をはいた長身サンタクロースに会って、特別に日曜も営業していた雑貨屋さんや古本屋さんをのぞいて、楽しいひとときでした。

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