Festival Archipel 番外編 〜 Room V

アルシペル音楽祭オープニング前に、作曲クラスの学生みんなでインスタレーション作品の見学をさせてもらう機会がありました。

スイス人作曲家K・ローゼンベルガー(1971- )の作品『Room V』
文章で説明するのが難しい(実際、私も自分で体験するまではよくわからなかった…)のですが、こういうのをつけて



隣の部屋に入ると…




照明が消された部屋の壁際に演奏者がいるかのように椅子と譜面台が並んでいて、そこと、さらに部屋の中央に三箇所スポットライトがあたっています。
この光の領域がセンサーになっていて、例えばある楽器(の椅子と譜面台がある位置)に近づいたり、スポットライト付近を通過したり手をかざしたりすることによってヘッドフォンから聴こえる音楽に変化がもたらされるというもの。

見学時には『まだ最終微調整が…』と言ってましたが、こういうセンサーを使ったシステムがどれだけ難しいのかそこそこわかっている身としてはすでに感動的なまでによくできていて、おもしろかったです。

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