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Showing posts from November, 2009

Cursus-1 2009/11/23~11/27

OpenMusic Préparation de l'étude à la MaquetteOM Présentation de l'étude à la MaquetteOM Séminaire M.Stroppa Cours Composition Tutorat Max プレゼン前夜、準備に追われて徹夜。ある程度進んだ時点で15分に1回は強制終了という喜ばしくない事態に見舞われ頭を抱えましたが、どうやらバグがあったらしく同僚もみんな似たり寄ったりの寝不足顔でした。ふー。 ***Data*** Maquetteと言っても、別にこういうの作ってるわけじゃないんですけどね。 (wikiで仏→英→日本語の順にどうぞ) フランス語   英語   日本語  

Le Concert(映画)

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こっち とどっちにしようか迷って、『日曜の朝』というシチュエーションで今回はこっち。 笑いあり涙あり、ちょっと現実的じゃないよねという展開もあるものの、シャトレ劇場のロゴとか細かいところがやたらリアルで、知らぬ間にストーリーに引き込まれてしまいました。 日本でも公開されるのでしょうか? ひさしぶりに聴いたけど、チャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトはやはり名曲。 ***Data*** Le Concert IMDb - The Internet Movie Databaseより http://french.imdb.com/title/tt1320082/combined

Cursus-1 2009/11/16~11/20

Séminaires Ferneyhough Rdv-indivi Ferneyhough + Rdv HEM Genève *** Atelier Forum Ircam Ircamで研究員(作曲家)向けにB.ファーニホウ(B.Ferneyhough 1943- 英)のゼミおよび個人レッスンが行われました。 ファーニホウと言えば…まず譜面の難解さにおいて右に出るものが居ない。ああいう音楽を書くのは一体どんな人なんだろうかといろいろ想像を巡らせておりましたが、包容力にあふれたあたたかい雰囲気の方で、イメージを覆されました。ゼミに参加しているうちに、どうしてあの演奏者泣かせのソルフェージュ・オリンピックみたいな楽譜が生まれたのかも少しわかってきました。個人レッスンの時間には『問題ないよ!』と快くフランス語で(ゼミは英語でした)意見や感想をストレートにびしばしと投げてもらい、得るものが多かったです。 週後半の3日間は年に一度のフォーラム。新しいソフトのプレゼンテーションやワークショップが行われ、研究所は会員でごった返しておりました。我々研究員も前述のゼミの合間を縫って各自興味があるテーマには顔を出していて、私は初日午後のプレゼンと最終日のOpenMusicライブラリのワークショップに出席。 この世界って…ホントに日々進歩ですね〜。 ***Data*** Ircamフォーラム・ネット http://forumnet.ircam.fr/

ボジョレー解禁!

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その年のぶどうで作られたフランス産ワインの新酒、Beaujolais nouveau。 毎年必ず何かあって一度も解禁日に飲めた試しがなかったのですが… 友人のリハ立ち会い後、みんなで飲んできました! 今年はワインの出来がよいそうで、ボジョレーもかなりしっかりしてるそうです。実際、フルーティーで軽いかと思ってたら結構がつんと迫力があってびっくり。 日本ではペットボトルでも販売されてるんだとか聞いて二度びっくり。

Séminaire - B.Ferneyhough /Ph.Albéra @CNSMDP

本日(土曜)はパリ高等音楽院作曲学科が企画・定期開催しているゼミに潜入(っていうか普通に一般入場可です)。 毎回作曲家をひとり、そして音楽学者をひとり招待して、前半は音楽学者の方がその作曲家について話し、後半は作曲家自身が自分の音楽について話すというもので、今年で5年目になるそうです。一般入場可と言えどもそれほど大々的に宣伝しているわけでもないのに、教室はほぼ満員。 イギリス人作曲家・B.ファーニホウについては後日また書くことにして。このゼミに参加したのは作曲家の生の声だけでなく、音楽学者の話も聴きたかったのです。 Ph.アルベラ氏はEnsemble Contrechampsの創設者であり、ジュネーヴ高等音楽院の教授。昨年度修士1年の選択ゼミで彼のクラスを履修していて、毎回とても楽しみにしていました。ドラえもんの四次元ポケットを思わせる無限の知識、難しい専門用語に偏らない話術、そしてなにより、攻撃的な批判抜きでの批評(例えば、YesとNoに分かれたディスカッションを、ポジティブな面のみで『どっちもありかも…』と両派同時に納得させてしまうような説明をしてくれる)そんなすごい先生、です。 講演・ゼミなど聴くたびに、100分の1でいいからあんなふうに話ができるようになりたい、と切に思います。

Cursus-1 2009/11/09~11/13

AudioSculpt -> OpenMusic OM-SuperVP OM-Modalys Tutorat OM Séminaire de Recherche&Création - M.Stroppa 先週の金曜にフランス初演されたイタリア人作曲家・M.ストロッパの作品『...of Silence』で用いられたマルチディレクショナルスピーカー『Timée』についての研究発表がありました。今回のはいくつかのスピーカーを合わせて組み立てた言わば代用品で、厳格には『Timée』ではない(本物は宙づり状態で下向きにも音が発せられる)んですけど、その効果はかなりのもの。いいなぁ、こんなのひとつ欲しいなぁ(笑)。 研修内容は、これまでに扱ったいくつかのソフトの同時利用法。 OpenMusic 6.1 は先週解決したと思っていた問題が実はまだ残っていてエラーメッセージの嵐→ターミナル起動→強制終了に見舞われ続けましたが、今度こそ本当に解決しました。よかった。でももう『またバグだ〜』って責任転嫁できなくなりました。残念。

Soulages/La Supervition des Images @CentrePompidou

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ポンピドゥーセンターで開催中の企画展を2つ観てきました。 ここ、常設(国立近代美術館)の方もなかなか好きで、以前パリに住んでいたときすでに4〜5回入ってるかも。先日のケ・ブランリ美術館に続いて今回はIrcamのIDカードで無料入館(建物別だけど所属は同じなのです)。 ひとつめはP.スーラージュ(1919-, France)。名前がフランス語の『se soulager : 気分を楽にする、安心させる』という動詞と似ているけど、作品は徹底的に黒を追求しており、どちらかと言えば暗め。名は体を表さないケース。 彼の深い深い黒の世界に入ってゆくと、黒の中にあるコントラスト、黒の中にある光が見えてきます。これはカタログやネット画像では伝わりにくいだろうなぁ。 展示の仕方がまた素敵でした。 ふたつめは超現実主義の写真、動画『La Supervition des Images』。隠さず言ってしまうと、シュルレアリスムはちょっと苦手でして…全部が全部ダメというわけではないものの、どうも観ていて気分が悪くなる場合が多い。 そんなわけで、はじめからあまり無理をせず『うわ〜、ここ苦手』アンテナが反応したゾーンはさらりと通過して、気になった作品のみをじっくり鑑賞。動きの瞬間を捉えたような写真がおもしろかったです。 こちら、国立近代美術館のエントランス。そうそう、このポップな感じがいかにもポンピドゥーセンター。 建物前の広場には巨大カレンダーが登場。 ***Data*** いずれもポンピドゥーセンターの公式サイトより Soulages La Supervition des Images

SAXOPHONE@Ircam

2009/11/06 20H- Ircam, Espace de Projection C.Delangle, saxophone** M.Weiss, saxophone* Quatuor Habanera R.Meier* et A.Cont**, Réalisation informatique musicale Ircam G.BUQUET : L'Astre échevelé* F.DONATONI : Rasch 1 M.STROPPA : ...of Silence** Ph.LEROUX : Du Souffle 3日間に渡る Journées du saxophone à Paris というイベントの最終日、Ircamでは朝から研究発表や講演会が行われていました。 私はゲネプロの一部とコンサート本番しか聴けなかったのですが、新しい試みとして『Timée』というマルチディレクショナルスピーカーが舞台にどーんと登場。絵的にすでになにかおもしろい…(笑)来週月曜にこのスピーカーシステムについての研究発表があるので、いまから楽しみです。 今回4曲聴いた中ではM.ストロッパの作品が抜群でした。 ***Data*** コンサート詳細

Cursus-1 2009/11/02~11/06

OpenMusic Préparation de l'étude-Editeur OM Présentation de l'étude-Editeur OM Lecture des fichiers sons - MSP Cours Composition 4回目のプレゼンは OpenMusic のエディタ。例のごとく1分〜1分半の作品が課題です。ちょうど週明けにそれまでの6.0.9から6.1にバージョンアップされて、自分のノートパソコンでは問題なく作動してたパッチが研究所のマシンで開けなくなり、一瞬パニックでした。(その後解決しました。) 各ソフトを2日、3日という短期集中で勉強していると、キーボードショートカットをよく間違えます。無意識にやって、間違えてることにすぐに気づかないから困りものです。