Maison - Parapluie

Cela fait plus d'un mois depuis la dernière mise à jour... Il n'y a pas une raison spéciale, je suis bien là, pas malade, juste je compose (c'est ce qu'il faut pour une compositrice, je crois).
La nouvelle pièce pour saxophone alto et piano, commande de Duo Azar, est en train de prendre sa forme.
Et puis une petite annonce ; on va rejouer Cadenza from "Voiceless Letters" au Royaume-Uni en avril. Je vais noter très bientôt le détail dans la page INFO.




Il y a quelques semaines, j'ai acheté un parapluie sur Internet (mais oui, parce qu'il pleuvait dehors). Il est bien arrivé chez moi,... avec une boîte énorme de 20×20×120cm !
En japonais "Kasa" signifie "parapluie", presque pareil que "Casa" qui signifie "maison" en espagnol.
Ne vous inquiétez pas, "Maison" et "Parapluie" ne signifient rien en japonais, ni en espagnol (...ça suffit !)


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前回更新から1ヶ月強経ってしまいましたが、みなさまお元気でしょうか。ヨーロッパは大寒波に見舞われ、そんな極寒の中、お約束の滞在許可証更新手続きで朝まだ暗いうちから県庁に並んだり、せっかく並んだのに受付で呼ばれるや否や『今日はできないから、この日にこの書類もって出直して来て』と追い返されて落ち込んだり、フランス版ア○ゾンで傘を購入したらタテヨコ高さ=20×20×120cmの自分が入れそうな巨大な段ボール(もちろん中身はスッカスカ)で届いて度肝を抜かれたり、節分に『どうせ追い出す鬼もフランス人だしね〜 ←というか人じゃない』と誰にともなく言い訳しつつピスタチオを撒いたりしていました。
それから本業の作曲もしてました。何ヶ月もの間書いては消し、一進一退を繰り返し、先が見えず難航していたアルトサックスとピアノのためのデュオ(Duo Azar 委嘱作品)が漸く形になり、ほっと胸を撫で下ろしております。って、これから詳細を詰めるのでまだ完成は先なんですが。お披露目はさらにもう少し先で、4〜6月頃にパリorパリ近郊を予定しています。


先日、代講の仕事で急遽10〜12人の子供のソルフェージュクラスを教える機会があり、なにか楽しい教材はないかと脳内の教育関係引き出しを探したところ、ヴォイス・アンサンブル作品『野菜の気持ち(古谷哲也 作詞作曲)』を思い出しました。5パートに分かれて野菜と果物の名前をリズムに合わせて歌う(というか喋る)もので、楽しいけど嘗めてかかると結構難しい曲です。ただフランス人の生徒たち相手に『バナナ、キャベツ、しいたけ、ピーナツ、ぽんかん』と書かれた譜面をそのまま使うわけにもいかず、結局はヴォイス・アンサンブルのアイデアだけ拝借して自分で短い曲を作ることになり、えっらい苦労するハメに…。リズムの組み合わせ自体は問題なくできるんですが、歌詞にする単語を選ぶのが大変。韻がそこそこはまっても、何と言うか、日本語でやったときのようなコミカルさに欠ける…。
ところでいまググって知ったんですが、『野菜の気持ち』、音友の高校音楽教科書に掲載されてるんですね。私も高校生のときにやったけど、当時はそこまでメジャーじゃなくてちょっと変わりダネとして遊んだ記憶があったので。『しいたけしいたけしいたけ』と散々繰り返して『しいたけ』だか『たけしい』だかわからなくなってきた中盤あたりに『まつたけ』がこっそり紛れ込んでいたり、『ぽんかん』がリズム・語の響きともにとぼけていたり、本当におもしろくてたまらなかったです。

Comments

ますみ said…
ふらっとブログに訪れてみました。
過去の記事にコメントしてごめんよ。
野菜の気持ち、すごく懐かしい!!
読んでいて記憶の引き出しが開いたよー。
何かの時に、ステージで発表した覚えが…。
何のパート担当したか忘れちゃったけど、
しいたけ→たけしい ってあったあった!
って激しく頷いてしまいました。
フランス語でやったらどうなるのか興味あるよー。
一度聞いてみたい。
yumicom said…
>ますみ
おおっ、コメありがとう!今気づいた!
『子供の頃にやった』とか思ってたけど、よく考えたら高校だった。確か1年か2年の時で…最後はEみ先輩の『ぽーんか〜ん』が締めだった記憶がある。
フランス語にすると、とぼけた擬音語・擬態語の感じが無くなっちゃうので面白さ半減なんだよなー。
ところで、タイトル『野菜の気持ち』って言うわりに、果物ときのこの存在感が幅利かせてるよねこの曲(笑)